子供でも出来る!ダイビングのやり方

2020年7月21日

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皆さんこんにちは、しほ(ohihs1211)です🐟。
海が大好きなお子さんや興味があるお子さんと一緒にダイビングができて、海の中の楽しさを共有できたら最高ですよね✨
今回は子供が何歳からダイビングができるのか?Cカードが取得できるか、併せてお子さんに始めさせるときに気を付けたいポイントについて紹介したいと思います。

まずダイビングの種類には体験ダイビングとCカードを取得して行うファンダイビングがあります。
それぞれ何歳からできるのかについてまとめました!

目次

体験ダイビングはいつからできるのか

体験ダイビング自体は年齢制限がありませんが、器材を背負って潜る関係上8歳以上が望ましいといわれています。
沖縄や伊豆でも8歳以上のお子さん向けの体験ダイビングが開催されています。
また8歳未満のお子さん向けに体験ダイビングを行ってくれるお店もあるのでお店に確認してみてください!

Cカード取得はいつからできるのか

Cカードを所持していれば、世界中のどこでもダイビング可能になります。
お子さんもCカードを取得していれば、旅行に行った際、綺麗な海で家族とダイビングを楽しめたりしますね!

では、子供は何歳からCカードの取得が可能なのでしょうか?
今回は世界最大規模の指導団体であるPADIのコースをもとに紹介したいと思います。

ジュニア・オープン・ウォーター・ダイバー(10~11歳)

〇 10歳から取得可能
〇 最大深度:12M
〇 その他の制限:親、保護者、またはPADIプロフェッショナル(インストーラクター)と一緒でなければならない

ジュニア・オープン・ウォーター・ダイバー(12~14歳)

〇 10歳から取得可能
〇 最大深度:18M
〇 その他の制限:成人の認定ダイバーと一緒でなければならない

なお、ジュニア・ダイバー認定を受けたダイバーは、15歳以上になると、以下のように成人のダイバー認定にアップグレードすることができます。

・ジュニア・スクーバ・ダイバー → PADIスクーバ・ダイバー
・ジュニア・オープン・ウォーター・ダイバー → オープン・ウォーター・ダイバー
・ジュニア・アドベンチャー・ダイバー → アドベンチャー・ダイバー
・ジュニア・アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー → アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー
・ジュニア・レスキュー・ダイバー → レスキュー・ダイバー

楽しめるようになるのは中学生以降

ここまでCカードが取得できる年齢について紹介してきましたが、取得可能年齢になったからといって必ずしもすべての子供たちがダイビングを楽しめるとは限りません。
10歳くらいであれば、嫌がらず潜って、楽しかったと言ってくれたらラッキーくらいに思っておいた方が良いと思います。

中学生、高校生くらいになると、ダイビングの本当の面白さが味わえるようになるはずです。
なぜなら小さい子供は、ダイビングを習得するために必要な「理解力」・「集中力」・「忍耐力」が未成熟だからです。
大人ですら忍耐力がなくダイビングがうまくできない…やっぱり向いてないから辞めるなんて言い出す人がいるくらいなので仕方ないですね。

理解力

まずダイビングで一番大事なことは「安全に楽しむ」ことですが、安全にダイビングをするためにはある程度の知識が必要になります。
シンプルな体験ダイビングだとしても、基本スキルや器材の使い方など、覚えることはそれなりに多く、初心者なら大人でも戸惑うはずです。
私自身大人になって初めて体験ダイビングをしたとき、器材の扱い方などかなり戸惑ったので、小学生でもきちんと理解できる子は少ないかと思います。

集中力

子供がダイビングをする時には集中力もポイントになります。
ダイビング中はリラックスが基本ですが、要所要所で集中が求められる場面が出てくるため、ある程度の集中力が無いと、教わったこともすぐに忘れてしまいます。

忍耐力

初めてならば特にですが、ダイビングではうまく出来ないことがたくさん出てくるはずです。
小さな子供の場合、何度も失敗をしたり、難しい課題にぶつかることで、心が折れてしまうケースがあると思います。

子供にダイビングを始めさせるときに気を付けたいポイント

子供のダイビングについてもショップによってスタンスが様々なので、お子さんダイビングを始めさせる時には次の点を確認するようにしましょう。

お店独自の制限

多くのダイビング指導団体が、「子供のダイビングは10歳から」という規準を設けていますが、さらにダイビングショップごとに独自の年齢制限をしているケースも見られます。
子供のダイビングに対してあまり積極的でないショップの場合、「12歳以上」や「高校生以上」という参加年齢を設定しています。
何かと未発達な小さなお子様を水中に連れていくことには、やはりリスクを感じるショップも多いということです。

子供のダイビングに強いショップを選ぶ

家族や親子でのダイビングを考えているなら、子供のダイビングに強いショップを選びたいところです。
各ショップのホームページや口コミを見たり、実際に電話やメールで問い合わせて、次の点に注目してみましょう。

参加年齢制限

上でも書きましたが、子供の年齢制限はショップによって様々。
注意したいのは、低年齢から参加が可能になっていたとしても、必ずしも子供のダイビングが得意とは限らないということです。
他の点とも合わせて、検討の材料にしましょう。

スタッフのベテラン度(年齢・経験)

子供のダイビング指導は、シニア層と並んで難しく、経験の浅いインストラクターには荷の重い仕事になります。
年齢が若すぎず、出来れば実際に子育て経験のあるスタッフに担当してもらえるとより良いと思います。

どれくらいの頻度で子供のダイビングを行っているか

子供のダイビングに関するノウハウがどれくらい蓄積されているかも重要なポイントになります。
ショップのブログを見るなどして、どれくらいの頻度で子供の体験ダイビングやCカード講習が行われているかチェックするようにしましょう。

さいごに

ここまで子供のダイビングの始め方について紹介してきましたが、一番大事なのはお子様の気持ちです。
お子様自身に「ダイビングがしたい!」という高いモチベーションが無ければ、ダイビングは上手くいきません。

たまに見かけるのが、ダイバーである親御さんが主導で、少々強引にお子様を連れてきているケースです。
嫌々始めた場合、結局は上手く潜れないことが多いため、「もうダイビングなんかやりたくない」という悲しい結果になってしまうことも。。
その逆で、お子さんが純粋にダイビングを楽しんでいる姿を見ることもあります。

最終目標は、家族や親子でダイビングを「楽しむ」ことだと思います。
無理に始めさせるのではなく、お子様の気持ちの準備ができてやりたい!と思った時がダイビングライフのスタートになると思います。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!