ダイビングの始め方

2021年1月29日

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こんにちは、しほ(@ohihs1211)です🐟
今回は「周りにダイビングをやっている人がいて気になる」、「海の中ってどんな世界なんだろう」、「これからスキューバダイビングを始めてみたい」…そんな風に思ってる人向けに、「そもそもダイビングって何?」、「ダイビングってどう始めるの?」といったことをお話ししたいと思います。

目次

ダイビングの種類

「ダイビング」と打って検索してみると、体験ダイビングやシュノーケル、ファンダイビングなど色々な単語が出てくると思います。一般的にダイビングといえばスキューバダイビングのことを指していますが、色々な用語が出てくるといまいちよく分からないし、こんがらがってしまいますよね💦。ここでは検索した際によく出てくる、体験ダイビング、シュノーケル、ファンダイビングそれぞれについて簡単に説明していきたいと思います。

体験ダイビング

体験ダイビングは特に何のライセンスも必要なく、気軽にダイビングを行うことができるものです。
ウェットスーツを着て、タンクなどの器材を背負って…海の中に入れば普段は見ることができない魚を見れたり、水の中で無重力感を感じれたり非日常な体験をすることができると思います✨

※Cカード(よくライセンスと言われているもの)が不要な分、ファンダイビングに比べて、水深やポイントの制限はあります

1-2.シュノーケリング

シュノーケリングと聞くとダイビング関係ないやん!と思ってしまいますが、広い意味では一応ダイビングのくくりに入るのでご紹介します(笑)
シュノーケリングはタンクなどの器材を背負うことなくシュノーケルとマスクだけで水中の魚を見たり一緒に泳いだりすることができます🐟(よく沖縄やハワイなどのマリンアクティビティで紹介されているやつですね)
道具が少なかったり、簡単にレンタルできたりするので普段はダイビングをしているという人もシュノーケリングをする人は多いですね😊

1-3.ファンダイビング

ファンダイビングはCカード(ライセンス)を取得して、色々なポイントで潜るものです。
Cカードの提示が必要なため体験ダイビングより深場であったり流れのあるポイントだったり潜れる場所の自由度はとても高くなります。

次からはやっぱり色々なポイントでファンダイビングをしてみたい!と思った方向けにどこでCカードを取得したら良いのか、どんなスタイルで取得できるのかについてご紹介します。

2.Cカードについて

2-1.Cカードはライセンスではありません

いざダイビングを始めようと思って色々調べてみるとライセンスが必要と書かれている記事やサイトを目にすることが多いと思います。 ライセンスとは免許証などのようにそれを持っていなければ違法となる行為をすることを許可すること、あるいはその許可を証する書面のことと言われているため、趣味としてダイビングを始める場合、ライセンスではなくCカードが必要になります。

2-2.Cカードとは何か?

Cカードとは、Certification Cardの略です。
Certificationとは「証明」「認可」という意味になります。つまりCカードはダイビングの指導団体の講習を受け、「ダイビングの知識とスキルを身につけました」ということを証明してくれるカードです。
Cカードがない状態でダイビングをしても、法律で罰せられることはありませんが、ダイビングの知識やスキルが一切ない状態で海に潜ることはとても危険な行為です。
ダイビングをする際、正しい知識を身に着けていますよという証明書として、Cカードを提示する必要があります。
※Cカードの提示がない場合、ダイビングショップではタンクを貸し出すことやガイドをするなどといったサービスを提供してくれません

 

3.Cカードの取得方法

いざCカードを取得しようと思ってもどこで取得できるのか分かりませんよね。Cカードはダイビングショップやダイビングスクールと呼ばれるお店に行き、講習を受けることで取得することができます。

ダイビングショップには、街中にお店を構えている都市型ショップと海やダイビングポイントの近くにお店を構えている現地型ショップの二つがあります。
都市型ショップ、現地ショップどちらを使うかは皆さんがどういったスタイルでCカードを取得したいによって変わります。次にそれぞれの特徴を記載しますのでお店選びの参考にしてみてください!

3-1.都市型ショップ

都市型ショップは、お店を街中に構えていて、Cカード取得後色々な海に行けるショップツアーを開催してくれたり、器材購入やスキルアップの相談に関してアドバイスをしてくれるなど、私たちのダイビングライフを総合的にサポートしてくれるお店です。
家や職場の近くで始めたい、Cカード取得後は一人で海に行くより誰かに連れていってもらいたいなと考えている方におすすめです。

2-2.現地型ショップ

現地ショップは海やダイビングポイントの近くにお店を構えていて、毎日その海に潜っているのでいわばその海のプロ!Cカードの取得はもちろん、器材購入やスキルアップの相談に載ってくれたりもします。現地にお店を構えている分Cカード取得費用は都市型ショップに比べると安くなります。
初期費用を抑えてCカードを取得したい方や自分で海まで行ける方にはおすすめです。

 

4.Cカード取得時の講習内容

Cカードを取得するために受ける講習内容はお店やインストラクターによって若干の違いはありますが、一般的には学科講習、プールでの実技講習、海での講習(海洋講習)を受けて晴れてCカード取得といった流れになります。 講習内容も指導団体によって若干の違いがありますが、最近では学科の勉強をwebで行うことがでる指導団体もあります。
Cカードを取得する際、「ダイビング・格安」、「Cカード・最短」などといったワードが目立ちがちですが、Cカードを取得することが目的なのではなく正しい知識とスキルを身に着けることが目的です。
なので講習を受けるお店を選ぶ際も「手軽・安価に取得できるか」ではなく「丁寧・しっかりとした講習をしてくれるか」をお店選びの基準にしましょう!

 

5.Cカード取得に掛かる費用

Cカード取得にかかる料金は、目安として40,000~90,000円の間の金額で取得できるところが多いですが、ダイビングショップやサービスによって料金はまちまちです。
ホームページなどで表示されている料金は「何の費用が含まれているか」がお店によって異なります。
ホームページ上でその料金の内訳を明示しているお店もありますが、あとでこんな費用が掛かるなんて聞いていないなんてことにならないためにも、事前に料金に何の費用が含まれているのか確認する必要があります。
参考までに全体の費用に含まれていることが多い講習費用としては、以下のような項目があります。

  講習費
  教材費
  講習時のプール使用料
  タンクレンタル料
    器材レンタル料
  海洋講習時の交通費
  海洋講習時のダイビング施設使用料
  海洋講習時の入海料    
  保険料
  Cカード申請費

説明会などで料金を提示されたら、何の費用が含まれているのか自分で確認するようにしましょう!

 

6.Cカードの取得にかかる期間

Cカードの取得にかかる期間はどんなスタイルでCカードを取得するかにもよりますが、都市型ショップの場合、講習の申し込みをしてから、学科講習、プール講習、海洋講習といった流れで進めていき最短で1~2か月程度かかります。現地ショップの場合2泊3日〜3泊4日程度で取得することができます。

 

7.Cカード取得までの流れ

ここまでCカードの取得について書いてきましたが、実際に取得する際の流れについて一般的な流れを記載したいと思います。

7-1.都市型ショップでのCカード取得取得までの流れ

①ショップを探す
 インターネットで検索したりダイビングをしている知合いなどから情報を集めてみる。

②ショップで話を聞く
 気になったショップに足を運んで話を 聞いてみる。事前に連絡をしてから行くようにしましょう! 都市型ショップは説明会を開催している所もあるのでそういうものに足を運んでみるのもありです。 お店に行った際はお店の雰囲気のチェックも忘れずに✨

③ショップを決めたら申し込み
 申し込む際には費用や条件などしっかり確認しましょう!

④学科講習を受ける
 実技講習に向けて必要な知識をしっかり学習しましょう。自宅で学習したあとお店で説明を聞いてテストを受けます。 ※お店によってはプール講習の前にテストに合格していることが条件の場合もあります

⑤プール講習を受ける
 学科講習を終えてからプールでの講習を受けます。プール講習では海洋講習に向けて一つ一つスキルの練習をします。 ここでしっかり練習をして海洋講習に備えましょう!

⑥海洋講習を受ける
 近場の海(例えば東京からだと伊豆半島など)に行き、そこで講習を受けます。プール講習で練習した内容を海の中で実践していくイメージです。1泊2日で行われることが多く、仕事の関係で2日間取れない場合は1日ずつ開催してくれるお店もあります

⑦Cカード申請&取得
 海洋講習まで無事終わったら、Cカードの申請をします。 Cカード発行申込書を記入し、1週間程度でCカードが手元に届きます。

7-2.現地ショップでのCカード取得までの流れ

①ショップを探す
 インターネットで検索したりダイビングをしている知合いなどから情報を集めてみる。取りたい海の場所が決まっているなら「○○(地名)・ダイビング」で検索してみるのもおすすめ!

②ショップにコンタクトを取る
 気になったショップを見つけたら電話やメールでCカード取得について聞いてみましょう!実際にお店に行って雰囲気を確認したりするのは難しいのでここで対応や雰囲気などここでCカード取得しても大丈夫かしっかり確認しましょう!

③ショップを決めたら申し込み 
 申し込む際には費用や条件などしっかり確認しましょう!

④学科講習を受ける
 実技講習に向けて必要な知識をしっかり学習しましょう。自宅で学習したあとお店で説明を聞いてテストを受けます。

⑤プール講習を受ける
 学科講習を終えてからプールでの講習を受けます。プール講習では海洋講習に向けて一つ一つスキルの練習をします。 ここでしっかり練習をして海洋講習に備えましょう!
※お店によってはプールではなく海の中で行う場合もあります

⑥海洋講習を受ける
 お店の近くの海でプール講習で練習した内容を海の中で実践していきます。現地に泊まり1泊2日で海洋講習を受けます。

⑦Cカード申請&取得  
 海洋講習が無事終わり、テストにも合格していたらCカードの申請をします。 Cカード発行申込書を記入し、1週間程度でCカードが手元に届きます。

 

8.Cカードを取得したら

無事Cカードを取得したら楽しいダイビングライフの始まりです✨
Cカードを取得した後も安全に楽しくダイビングをしていくためには自分の器材を揃えたり、スキルアップをして行く必要があります。Cカードを取得したら終わり!ではありません。
都市型ショップ、現地ショップ…どんなスタイルでCカードを取得しても、何かあったら相談できるショップやインストラクターさんの存在が必要不可欠になります。

Cカードを取得したお店や違うお店でも何かあったら相談できるようなお店を見つけましょう!