ダイビングで大成功した時の話

2020年7月7日

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皆さんこんにちは、しほ(ohihs1211)です🐟。
今回はダイビングで大成功した時の話をしたいと思います。
これを読めばダイビングの素晴らしさが伝わること間違いなしです✨

ダイビングで大成功した時の話、それは初めて行った奄美大島でアマミホシゾラフグの産卵床を見れたことです!
といわれても何のこっちゃいという話になるかと思うので順を追ってご説明したいと思います。

目次

アマミホシゾラフクとは

奄美大島に生息している体長15cmほどのフグで体に多数の白い斑点があります。
奄美大島で見つかったこと、体にある白い斑点が奄美大島の星空のようであったことから和名ではアマミホシゾラフグと呼ばれています。
3月~7月の産卵シーズンになると、オスがメスへの求婚(アピール)をするために海底に直径2mほどの放射状の複雑な形の産卵床を作ります。
この産卵床を見たダイバーが特徴的な形状からミステリーサークルと呼ぶようになりダイバーの中で話題となりました。
産卵シーズンは長めなものの実際に見れる確率が高いのは6月~7月の間。オスはメスに振られてしまうと作っていた産卵床を壊し新たな産卵床を作りメスにアピールします。
そのため完成している綺麗な産卵床を短い滞在期間で見ようとすることは困難と言われています。
また産卵床作りに勤しんでいるオス達は必死にメスへのアピールをしている最中…ダイバーが迂闊に近づいたりしてしまうといなくなってしまったり…なので見る際は最新の注意を払う必要があるのです。

アマミホシゾラフグ
アマミホシゾラフグ

いざ奄美大島へ

アマミホシゾラフグ狙いだったため、アマミホシゾラフグのミステリーサークル予測カレンダーを参考に念入りに日程調整していきました。
※ミステリーサークル予測カレンダーは奄美大島のダイビングショップさんが例年の実績や調査ダイブで確認した結果を基に作成してくれているものです。

仕事を休めるのは3日程度、土日を入れて5日間で行くことに。
ダイビング後18時間あけて飛行機に乗らなければならないため実質ダイビングができるのは到着日を入れて4日間。長いような短いような日程です。内心もっと滞在したいなと行く前から思っていました(^^;
今回はアマミホシゾラフグのミステリーサークルを見ている実績があるお店、アットホームな雰囲気、空港までの送迎ありといった点から、リラックス・ダイビングサービスさんにお世話になることにしました!(気になる方はリンク先を見てみてくださいね!)

奄美大島1日目

奄美大島へはバニラエアで成田空港から2時間半程度(現在はピーチでの運行になっています)。
空港に着くとリラックス・ダイビングサービスのスタッフさんが待っていてくださいました!
お店は奄美大島の龍郷町というところにあり空港からは車で40分程。車内でおしゃべりをしていたらあっという間にお店に着きました🚙
到着日からダイビングしたい旨を伝えていたのと、先に来ていたお客さんもアマミホシゾラフグ狙いということもあり、さっそくアマミホシゾラフグを見に行くことに✨
わくわくしながらポイントまで移動、龍郷沖にいるらしいアマミホシゾラフグは30m近くにいるということでなるべく浅場を泳ぎ、深場での滞在時間を残ように移動しました!
他のショップさんと入れ違いになりながらもドキドキしながらポイントに行くと…ありました!お目当てのサークルが👀
しかもガイドさんの指示で着底しじーと待つこと数分…アマミホシゾラフグが現れました!!
この日は見に来た人が多かったのかちょっと離れたり戻ってきたりを繰り返していました。ここで時間切れになり浮上…
お目当てのミステリーサークル&アマミホシゾラフグが初日の1ダイブ目で見ることができ、この時点でも私の奄美大島旅は大成功(≧∇≦)
さらに翌日から合流するお客さんもアマミホシゾラフグ狙いということで、翌日も見に行けることに✨

奄美大島2日目

生き物相手のダイビングなので、もしかしたらいなくなってしまっている可能性も💦
この日合流したお客さんと他のショップさんと被らないように朝イチで昨日と同じポイントへ…
恐る恐る見るテリーサークルに近づくと…前日よりも模様が増えたミステリーサークルが✨そしてそれを作っているアマミホシゾラフグがいたのです!!
ここからは潜水時間との闘いです(笑)各々アマミホシゾラフグにストレスを与えない距離を保ちながらひたすら写真を撮りまくる!
前日はミステリーサークル作成中の姿は見れなかったのでとても貴重です!私も時間の限界までひたすら写真を撮っていました!
その時撮った写真がこちら📷

ミステリーサークル作成中のアマミホシゾラフグ

ちなみにミステリーサークルの全体はこんな感じです。

ミステリーサークル

このサークルをよく見ると放射状の溝とその周りには貝殻が散らばっているが分かります。
これはオスがメスに喜んでもらうために綺麗に装飾しているのです!メスの姿は見れませんでしたが、メスを射止められると良いなと思いました☺

2日間のアマミホシゾラフグ狙いのダイビングを通して、ミステリーサークル、アマミホシゾラフグ、ミステリーサークル作成過程が見れて今回の奄美大島旅は大成功となりました!
残りの2日間のお話も今後できたら良いなと思っています!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!